クレオソート油Rの特長
トップページへ
普及会概要
設立趣意書
会員名簿
クレオソート油Rの特徴

クレオソート油Rは、家庭用品規制法に対応して、発ガンの恐れが
あると言われている3物質を規制値(各10ppm)以下まで除去し
てあります。

家庭用品規制法は、国民の健康保護を目的に、有害物質を含有する家庭用品
を規制する法律です。この法律では家庭用のクレオソート油に含まれるベン
ゾ[a]ピレン、ベンゾ[a]アントラセン、ジベンゾ[a,h]アントラ
センの含有量を各10ppm以下に規制しています。クレオソート油Rは、
この規制に対応して3物質を大幅に除去した製品で、実際の含有量は1ppm
以下で推移しています。規制値10ppmは、10万分の1の発ガン率に相当す
る量です。我が国の大気環境基準も、同様の10万分の1の発ガン率を基準
に、化学物質の濃度を設定しています。クレオソート油Rは、人間が呼吸する
空気と同じ厳しい基準を満たし、更に実際の製品は、その基準を大幅に下回
る水準を維持しています。

防腐性能
JIS、(社)日本木材保存協会の防腐性能基準に適合しています。
クレオソート油処理木材(加圧注入)の耐用年数は28年以上です。


クレオソート油Rは、試験の結果、JIS K 1571の性能基準、(社)日本
木材保存協会の性能基準に適合した、優れた防腐性能が確認されています。
従来のクレオソート油は、木材防腐性能に優れ、野外杭試験から求めた防腐
処理木材(加圧注入)の耐用年数によると、28年間以上と報告されています。
クレオソート油Rは、従来のクレオソート油との比較室内試験により同等の
性能が確認されています

規格
JIS、JAS、AQに規定される製品です。

クレオソート油RはJIS K 1570(木材保存剤)、JIS K 2439(クレオソート油・
加工タール・タールピッチ)の品質基準に適合した製品です。同様に、JIS A
9104 (加圧式保存処理木まくらぎ)、JAS (製材、枠組壁工法構造用製材)、
AQ(屋外製品部材、車両用木製防護柵部材)の指定薬剤としても規定されています。
使用方法
塗布、浸漬、加圧注入等
用途
各種木杭、木柵、板塀、支柱、木棚、街路樹の添木、控木、木製看板、
木橋、木道、ウッドブロック、枕木等